悩む人

株を始めたいけど何から勉強すればいいの……

と思っているそこのあなた。

今回ご紹介する書籍、『いちばんカンタン! 株の超入門書』を読みましょう!

この本を読むことで、株の基礎を一通り学ぶことができます。

さらに、フルカラーでイラストも大量なので、難しく捉えられがちの株の世界を楽しく学ぶことができます。

株を始めてみたいけど難しそうで、今一歩踏み出せていない方はぜひ手にとって見てください!

どんな人が書いているの?

この本を書いているのは、安恒 理(やすつね おさむ)さんです。

安恒さんは、株の雑誌「ダイヤモンド・ザイ」や「日経マネー」などの超有名雑誌で、株やお金に関する記事を長年手がけてきた、経験豊富なライターさんです。

上記の雑誌が主に一般人向けに雑誌ということもあり、むずかしい話をわかりやすく伝えるのが得意な方という印象が特に強いです。

今回ご紹介する本でも、図やイラストがふんだんに使われていて、初めて株にふれる人でもスラスラ読めるようになっています。

不安な人

株って難しそう……

と感じている人は、ぜひ本書で株の勉強を初めていただきたいです。

この本で学べること5選

この本からは以下のことを学べます。

それでは順番に見ていきます。

株での稼ぎ方

まずは『株での稼ぎ方です。

これまで株式投資と全くの無縁だった方の中には、

知らない人

株ってどうやって収益がでるの?

と思っている方も一定数いると思います。

株で収益(利益)を得る方法としては大きく以下の方法があります。

株で収益を得る方法
  1. 値上がり益
    • 株を安く買って、高く売ることでその差額分の利益を獲得する方法
  2. 配当
    • 一定期間で、会社の利益の一部から現金を受け取って利益を得る方法
  3. 株主優待
    • 一定期間で、会社の商品や割引券、サービスなどを受け取る方法

この中でも「値上がり益」はぱっと思いつく方が多いと思いますが、

株の中には、より低リスク低リターンで利益を得られる「配当」と「株主優待」という稼ぎ方も存在します。

以上はとてもざっくりした説明ですが、

本書ではそれぞれの稼ぎ方についてより詳しく、丁寧に解説されているので気になった方はチェックしてみてください。

株を売買する方法

続いては、『株を売買する方法』です。

株取引をしたことのない方は、ほぼ皆さん

知らない人

株ってどうやって買うの?

という疑問をお持ちだと思います。

本書では、

  • 取引口座の開設方法
  • 注文の種類・入れ方
  • 取引可能時間(日本株)

が解説されているので、そんな方も安心して読み進めることができます。

このように株取引をする時に最低限知っておかなければならないことも本書で学ぶことができます。

ファンダメンタルズ分析の基礎

3つ目は、『ファンダメンタルズ分析の基礎』です。

ここから少し本格的な内容になってきます。

株取引は極端に言うと、以下のポイントだけを考えていれば良いです。

  • どの銘柄を買うか
  • いつ買うか
  • いつ売るか

この内の、「どの銘柄を買うか」を判断する指標として主に利用されるのが『ファンダメンタルズ分析』です。

簡単にいうと、

  • 会社の業績
  • 業界・会社に関するニュース
  • 株価の割安度(PER・PBR)

などの情報を集め、分析することを「ファンダメンタルズ分析」といいます。

ここまで聞いて、

不安な人

なんか難しそう……

と思った方もご安心ください。

この本ではファンダメンタルズ分析について、イラストを大量に使ってわかりやすく解説されています。

上記の単語を見て「難しそうだな…」と思った方ほど、この本で学んでみてほしいと思います

テクニカル分析の基礎

続いては、『テクニカル分析の基礎』です。

先ほどのファンダメンタルズ分析は主に銘柄を選ぶために使われる分析手法ですが、

このテクニカル分析は、主にその株をいつ買うかいつ売るかを判断するために利用されます。

株やFXのトレードと聞くとイメージされる、以下のようなロウソク足チャートを使って分析する方法ですね。

ここで、投資経験のない方は、

不安な人

チャートの読み方から全くわからないんだけど……

と思うかもしれませんが、こちらもご安心ください。

この本を読むことで、

  • チャートの見方
  • チャートの出すシグナルの種類
  • シグナルから売買タイミングを判断する方法

のすべてを学ぶことができます。

また、ファンダメンタルズ分析と同様、イラストを使ってわかりやすく解説されているので、

投資未経験の方も抵抗なく学ぶことができると思います。

NGな投資法

最後は、『NGな投資法』です。

株取引をする上では、気をつけなければならないことも沢山あります。

例えば、

  • 資金のコントロール
  • 感情のコントロール
  • 十分な情報収集
  • 違法行為(インサイダー取引など)
  • etc…

などなど、注意点を挙げると結構たくさん出てきます。

たとえば、メンタル面(感情のコントロール)でいうと、すでに株取引をしている方の中でも、

自信のある人

まだ株価は上がる!いける!

と一時の感情に流された結果、

やらかした人

売るのが遅れて利益がなくなっちゃった……

というような悔しい経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。(私はもちろんあります。)

この本では、そんな悔しい結果を未然に防ぐために気をつけておきたい『NGな投資法』メンタル面と行動面の両方で学ぶことができます。

これから株を始める方はもちろん、すでに株式投資を始めている方も参考になるポイントですね。

こんな人は読むべき2選

続いてはこの本を読んで欲しい人をご紹介します。

株式投資をこれから始める人

まずおすすめした人は、「株式投資をこれから始める人」です。

株をこれから始めようとしている人の中で、

悩む人

株を始めたいけど何を勉強すればいいの……

と、不安になっている方は少なからずいるのではないでしょうか。

導入文でも書きましたが、この本を読むことで株の基礎一通り学ぶことができます。

具体的には、以下のようなことを学べます。

この本で学べること
  • 株で稼げる仕組み
  • 口座開設・注文の仕方
  • ファンダメンタルズ分析
  • テクニカル分析

株についてこれから勉強を始める人は、以上の単語を見てもあまりピンとこないかもしれませんが、

とりあえずこれらのポイントを抑えておけば、株式投資の全体像や、収益が出る仕組みは概ね把握することができます。

さらにこの本、ほぼすべてのページが以下のような感じでイラストが大量に入っています。

そのため、楽しく読み進めることができるんですよね。

株って難しそうなイメージがあって、それが原因でなかなか始められずにいる人も多いと思うので、

この本を手に、株トレーダーとしての第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

なんとなくで株取引をしている人

続いておすすめした人は、なんとなくで株取引をしている人」です。

すでに株取引の経験がある人でも、

不安な人

有名な会社だからなんとなく株を買ってるけど、大丈夫かな……

と不安に思っている方は意外と多いと思います。

株取引では、銘柄を見極めるポイントと、売買タイミングを見極めるポイントが存在します。

具体的には、

銘柄選びの確認ポイント
  • 会社の業績の良し悪し
  • 社会情勢(ニュース)
  • PERの値
  • PBRの値
  • etc…
売買タイミング見極めポイント
  • 前回の高値/安値との位置関係
  • 移動平均線とローソク足の位置関係
  • ゴールデンクロス・デッドクロス
  • etc…

などです。

以上のように難しい単語を一度に並べられると抵抗を覚える方もいるかも知れませんが、

本書ではこれらのポイントについても、イラスト盛りだくさんでわかりやすく解説されています。

これまで株の勉強を避けてきて、なんとなく取引になってしまっている方は、

この機会に本書で株の基礎を学んで、さらなる収益アップを目指してみてはいかがでしょうか。

こんな人には合わないかも?

ここまでとは反対に、以下のような方には合わないかも?と思いました。

応用的な投資法を学びたい人

まずは、「応用的な投資法を学びたい人」です。(そういう方は、そもそもこの本が目に止まらないかもしれませんが…)

前述の通り、この本では株の基礎について丁寧にわかりやすく解説されていますが、

反対に、応用的な内容についてはほぼ触れられていません。

例えば、以下のような投資法のコツについては本書では解説されていません。

本書に書かれていないこと
  • 信用取引 (レバレッジを効かせて取引をする投資法)
  • 高配当株投資 (高い配当金を配る企業の株を買って、配当金メインで稼ぐ投資法)
  • インデックス投資 (市場全体で分散投資する投資法)

挑戦する人

基礎は学びきったし、
信用取引にチャレンジしたい!

というような応用にチャレンジしたい方は別の本を探したほうが良さそうです。

NISAについて詳しく知りたい人

続いては、「NISAについて詳しく知りたい人」です。

改定4版では本の表紙に「新NISAで株を始めるなら今!」と書かれていますが、正直、NISAについての解説はほぼありませんでした。

触れられていても、旧NISAと新NISAの比較程度で、

NISAの仕組みやおすすめの商品などについては触れられていないので、

学びたい人

NISAの仕組みを詳しく知りたい!

という方は他の本を探されたほうがいいかもしれません。

ただ、NISAで行われていることの中には、本書で取り上げている株売買も含まれているので、

そういう意味では、全く役に立たないというわけではない、といった具合でしょうか。

合わせて読みたい書籍3選

続いてはこの本と合わせて読みたい本3選をご紹介します。

世界一やさしい 株の教科書 1年生

まずは、『世界一やさしい 株の教科書 1年生』です。

こちらの本も、株をゼロから学びたい人に向けて書かれた入門書です。

今回ご紹介した『いちばんカンタン! 株の超入門書』より、やや実践的な内容となっているので、

勉強したい人

銘柄の選び方や、売買タイミングをもっと詳しく勉強したい!

という方は合わせて読んでみていただければと思います。

↓この本について詳しく知りたい方はこちら

↓すぐにほしい方はこちら

めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門

2つ目は、『めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門』です

こちらは、人気マネー雑誌『ダイヤモンド・ザイ』が作った株入門書で、

今回ご紹介した『いちばんカンタン! 株の超入門書』にイメージが近く、

株の基礎から実践的な売買のコツを、豊富な図解とイラストで幅広く学べる書籍となっています。

入門書を複数冊読むと、同じテーマを違う角度から理解でき、知識がより定着するのでおすすめです。

気になった方はチェックしてみてください。

↓もっと詳しく知りたい方はこちら

↓すぐにほしい方はこちら

マンガでわかる最強の株入門

3つ目は、『マンガでわかる最強の株入門』です。

この本では、株の基本をストーリー仕立てで楽しく学べます。

専門用語が苦手な方でもスラスラ読めるよう、漫画形式で読み進められるのが特徴ですね。

株式投資の流れや失敗しやすいパターンがリアルに描かれているため、より実際の取引をイメージしながら学びたい方におすすめです。

↓すぐにほしい方はこちら

まとめ・感想

以上、『いちばんカンタン! 株の超入門書』のご紹介でした!

この本では、難しく捉えられがちな株の世界がイラスト満載かつわかりやすい言葉で解説されているので、

これから株を始めようとしている方にとっては、確実に役立つ一冊となっています。

株経験者でも、

自信ない人

正直、なんとなくで株買ってるんよね……

という方は、本書を読んで株の基礎を復習することで、自信のある売買に一歩近づけるかもしれません。

投資の世界に飛び込むには、まず正しい知識を持つことが何より大切です。

この一冊で基礎を固め、次のステップへ進んでいきましょう。

それでは皆さん、良い投資ライフを!