
株を始めたい人
株を始めるために勉強したい!
というあなたや、

自信が欲しい人
もっと自信を持って株取引をしたい。。
という、そこのあなた。
今回ご紹介する書籍『めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ザイが作った「株」入門』を読みましょう!
昨今は年金問題などもあり、「このままで将来大丈夫かな…?」と不安を感じる人も増えてきています。
そんな背景から、株式投資に興味を持ち、実際に投資を始める人もどんどん増えてきています。
今回ご紹介する書籍では、投資の基本から実際の株の買い方、銘柄選びのコツまで、やさしい言葉と図解でしっかり解説されているので、
この本を読めば、 「株って難しそう。。」 が 「やってみたい!」 に変わるかもしれません。
どんな人が書いているの?
本書の著者は、投資初心者にも人気の雑誌『ダイヤモンド・ザイ』の編集部の方々です。
『ダイヤモンド・ザイ』は、株や投資信託、節税や老後資金など、お金にまつわる情報を幅広く取り扱う月刊誌で、実際に投資をしている読者からも高く評価されています。
特に、

読んでる人①
初心者でもスラスラ読める!

読んでる人②
図解が多くてい理解しやすい!
といった声が多く、難しいイメージがつきがちな“株の世界”を、誰でも入りやすく紹介してくれるスタイルが好評です。
本書にも、そのノウハウと工夫がギュッと詰まっており、これから株を始めたい人にとって最適な一冊になっていました!
どんな人におすすめ?
この本をおすすめしたいのは以下のような方です。
- 株式投資をこれから始める人
- 株の売買にもっと自信を持ちたい人
株式投資をこれから始める人
まずは、これから株式投資を始める人です。
というのもこの本、株式投資に関する基本的な知識はほぼ全て網羅されています。
株の仕組みや用語の意味、銘柄の選び方、売買のタイミングの考え方など、投資の“いろは”が丁寧に解説されており、この一冊を読むだけでも、初心者として必要な基礎知識は十分に身につくと感じました。
具体的には、
- 株で利益が出る仕組み
- トレード口座の作り方
- 株価チャートの見方
- 配当
- 株主優待
- 四季報の見方
- 決算短信の見方
- おすすめの売買タイミング
- etc…
など、株を始める上で知っておきたい情報がめちゃくちゃに盛り沢山です。

心配な人
そんなに内容が盛り沢山だと読んでて大変じゃない?
疲れない?
と思った方もご安心ください。
前述の通り、この本はプロの雑誌編集部の方々が執筆されていることもあって、わかりやすい図解イラストが大量に入っています。
そのため、文字ばかりの難しい本と比べて、理解しやすく、かつ飽きることなく最後まで読み進めることができます。
また、カバーされている範囲が広いゆえに、

株経験者
これまでテクニカル分析だけ(もしくは、ファンダメンタルズ分析だけ)に重点をおいて勉強してきたけど、今一度、株式投資の全体像を把握したいなー
と思っているような、すでに株取引を始めている方にとっても有益な一冊になると思いました。
株の売買にもっと自信を持ちたい人
次におすすめしたいのは、「株の売買にもっと自信を持ちたい」と感じている人です。
すでに証券口座を開設し、何度か売買を経験したことが方の中でも、

悩める人
いまいち自分なりのルールが定まらない……
という方は、特に株初心者の中に多いと思います。
この本には、そんな“なんとなくで取引している”状態の方に特に役立つ内容も詰まっています。
“なんとなくで取引している”状態を少し言い換えると、
- 売買のタイミングをどう決めたらいいかわからない
- 今のやり方で合ってるのか不安
というような、株売買の判断軸があいまいな状態です。
そんな方に向けて、本書では株式投資の基礎を押さえたうえで、ファンダメンタルズ分析や、テクニカル分析を用いた売買タイミングの見極め方が、
具体的な数値を交えて紹介されています。
いくつか簡単にご紹介すると、以下のような感じです。
- 買いの決め方
- 経常利益(もしくは営業利益)が実績と予想共に、成長率3〜10%(=着実に伸びている)かつ、PERが15倍未満の企業を選んで買う。
- 売りの決め方
- 平均的なPER15倍までは伸びると予想し、15倍付近になったタイミングで売る。
- 買いの決め方
- 2本の移動平均線(13日・26日)からトレンドが完成されていることを確認し、ロウソク足が13日移動平均線に上からう触れたタイミングで買う。
- 売りの決め方
- 移動平均線(13日もしくは26日)を割ったタイミングで売る。
このような感じで、具体的な数値を交えた考え方が紹介されているので、
すでに株式投資を始めている人にとっても、改めて基礎を見直したり、自分の取引ルールを作るヒントを得たりと、十分に参考になる書籍だと感じました。
一方で、信用取引やNISA(少額投資非課税制度)についてはほとんど触れられていないので、
それら制度の仕組みや使い方をしっかり勉強したい方は、別の専門書やガイドブックを読んだほうが良さそうです。
(※NISAに関しては簡単に紹介されていますが、詳細な制度説明や活用テクニックまではカバーされていませんでした。)
- 信用取引について学びたい人
- NISAについて学びたい人
おすすめのポイントは?
本書のおすすめポイントは以下の2点です。
- 学べる範囲が広い、そして詳しい
- イラストが多くてわかりやすい
学べる範囲が広い、そして詳しい
前述の通り、この本は学べる範囲がとても広く、しかも一つひとつの内容が丁寧に解説されているのが特徴です。
ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析といった王道の手法については、それぞれの指標の見方や使いどころがしっかりと紹介されていて、それだけでお腹いっぱいになるボリュームです。
ですが、この本、それで終わりではありません。
株式投資で利益を出すために知っておきたい“実践的な知恵”や“市場の背景知識”も豊富に取り上げられているんです。
たとえば、以下のような内容が紹介されています。
- 好材料・悪材料とPER(株価収益率)の関係
- ニュースと数字をどう読み取るかがわかる
- 円高・円安が企業に与える影響
- 為替の動きが株価にどうつながるのかを具体的に理解できる
- 株を売るタイミングの判断基準
- 利益確定や損切りの目安の考え方が身につく
- 銘柄と時間の分散投資
- リスクを抑えながら効率的に運用するための基本戦略
- etc…
このように、単に「株を買ってみよう」という話だけではなく、“その先でどう判断していくか”という視点や、経済全体とのつながりまでしっかりフォローされています。
初心者が基礎を学ぶのはもちろん、経験者が知識の幅を広げたり、自分の投資スタイルを見直すきっかけにもなる内容です。
どこから読んでも何かしらの学びがあり、「あれも知りたかった」が自然と埋まっていく感覚がありました。
まさに、学べる範囲が広い、そして詳しい――そんな一冊だったと思います。
イラストが多くてわかりやすい
2つ目のおすすめポイントは、「イラストが多くてわかりやすい」です。
ここまで紹介してきた内容が、ほぼすべて豊富なイラスト付きで解説されています。
文章だけで説明されると難しく感じがちな株の仕組みや専門用語も、図やイラストがあることで一気にイメージしやすくなっていて、

読んだ人
なるほど!こういうことか!
と納得しながら読み進めることができます。
難しい単語を文字だけでつらつらと書かれても、特に株初心者の方は、
- 知らない言葉ばかりで読み進められない
- 途中で挫折してしまう
なんてことになりかねません。
でもこの本は、イラストや図解の助けを借りてスラスラと読めるので、最後まで読み通せる可能性がぐんと上がります。
また、視覚的に理解できるので記憶にも残りやすく、

思い出す人
そういえば、あのページにあんな図が書いてあったなー
と後から見返しやすいのも良いポイントだと思いました。
文章だけの堅い解説ではなく、見て楽しい、読んでわかる。そんな構成になっているのは、本書の大きな魅力のひとつです。
特に初めての株の勉強で不安を感じている人には、ぴったりの一冊だと感じました。
その他に書かれていることは?
本書には、ここまでご紹介した内容以外に以下について書いてありました。
- 株の用語集
株の用語集
株の用語集ですが、具体的には以下のような用語について書かれています。
(※実際の書籍では、それぞれの用語についてもっと詳しく説明されています!)
- ETF
- 株と同じように取引所で売買できる投資信託。手軽に分散投資ができることが強み。
- REIT(不動産投資信託)
- 不動産に投資する信託。家賃収入や売却益を分配金として受け取ることができる。
- IPO株(新規公開株)
- 企業が初めて株式を公開する際に買える株。上場直後に値動きが大きくなることが多い。
- TOB(株式公開買い付け)
- 企業が他社の株を買い集めることを宣言し、一定価格で株主から株を買い取る手法。
- etc…
株の勉強を始めたばかりだと、

ETF? REIT? IPO株? なんですかそれ?
みたいな感じで、知らない言葉が次々と出てきて戸惑うと思います。
そんなときに、すぐに確認できる簡潔な用語解説があるのはありがたいなーと思いました。
しかも、難しい言葉をそのまま並べるのではなく、初心者にもわかるようにやさしい表現で説明されているので、読みながら「なるほど!」と納得できる構成になっています。
本を読み終わった後も「ちょっとこれってどういう意味だったっけ?」と立ち戻って見返すことができるので、ちょっとした“ミニ辞書”としてもかなり便利です。
こうした細かなサポートがあることで、初心者でも安心して読み進めることができ、知識が自然と身についていく仕組みがしっかりと整えられていると感じました。
最後に
以上、『めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ザイが作った「株」入門』のご紹介でした!
正直読む前は、

TKH(私)
初心者向けのざっくりした説明が書いてある本なのかなー
と思っていたのですが、そんなことはありませんでした。
想像以上に、広く・深く株式投資について書かれていて、正直驚きいているほどです。
株式投資って普段聞き慣れない用語が頻出したり、経済の動きがどう影響するのか知っておく必要があったりで、初心者にとっては難解で挫折しがちだと思います。
だからこそ、特に初心者の方は、
やさしい説明 & イラスト盛りだくさんの本書を手に取ってみてほしいと思います。
以上、ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました!
良い投資ライフを!