
悩める人
テクニカル分析を勉強したいけど、どの本から読めばいいのかわからない…

不安な人
チャートの見方がわからず、感覚で投資してしまっている…
という方、意外に多いのではないでしょうか。
特に初心者にとって株式投資の第一歩はとてもハードルが高く感じますよね。
その中でもテクニカル分析はチャートや指標がたくさんありすぎて、どこから手をつければ良いか悩んでいる人も多いと思います。

TKH(私)
実際に、感覚や勘に頼った投資では再現性がないので、安定して利益を出すことは難しいです……
テクニカル分析は、そんな『なんとなく投資』の不安を解消するために重要なスキルであり、
身につけることで、相場の動きを視覚的にとらえ、論理的に再現可能な売買タイミングを見つけることができるようになります。
この記事では、テクニカル分析の初心者から、さらにスキルアップを目指したい中級者まで、幅広くおすすめできる書籍を厳選して5冊ご紹介します。
あなたにピッタリの一冊を見つけて、チャートを味方につけた自信ある投資家への第一歩を踏み出しましょう!
①株チャートがおもしろいくらいわかる本
- タイトル :7日でマスター 株チャートがおもしろいくらいわかる本
- 著者 :梶田 洋平
- 出版社 :ソーテック社
- 発売日 :2017年8月11日
- ページ数 :223ページ
- 価格 :1,628円(税込)
この本は、テクニカル分析を視覚的に理解できる入門書となっています。
豊富なイラストと図解を使った説明で、難しくて敬遠されがちなチャート分析の基礎がすんなり頭に入ってきます!
また、初心者向けで実用性がないかというとそんなことはなくて、
テクニカル分析の各指標の活用例も紹介されているので、即座に実践に活かしやすい内容になっていました。
この一冊で、
- ローソク足の読み方や基本パターン
- 移動平均線の使い方と活用方法
- MACDやRSIなど代表的な指標の見方と実践的な使い方
- チャート上での売買タイミングの具体的な掴み方
といった、テクニカル分析の基礎はすべて学ぶことができます!
- テクニカル分析初心者の方
- チャート分析に自信が持てていない方
- 視覚的に理解することが得意で、図解から素早く内容を理解したい方
②株トレ 世界一楽しい「一問一答」株の教科書
- タイトル :2000億円超を運用した伝説のファンドマネジャーの株トレ 世界一楽しい「一問一答」株の教科書
- 著者 :窪田 真之
- 出版社 :ダイヤモンド社
- 発売日 :2021年12月14日
- ページ数 :180ページ
- 価格 :1,540円(税込)
この本ではタイトルの通り、テクニカル分析をクイズ形式で楽しく学ぶことができます。
クイズ形式なので他書と比べて、初心者でも飽きることなく知識を身につけられる点がおすすめポイントです!
また、テクニカル分析において初心者がはまりやすい落とし穴についても具体的なQ&A形式で解説されているので、
ただつらつらと解説される他書よりも、内容が頭に入りやすいです。
この一冊で、
- チャート分析の基本的な考え方
- トレンドラインやサポート・レジスタンスの実践的な見方
- 出来高と値動きの関係性
- 実際の相場でよくあるパターンの読み取り方
など、テクニカル分析の基本から始まり、実践での活用法まで学ぶことができます!
- テクニカル分析初心者の方
- チャート分析に自信が持てていない方
- 活字のみでは集中力が持たない方
- テクニカル分析を楽しく学習したい方
③株価チャートの教科書
- タイトル :株を買うなら最低限知っておきたい 株価チャートの教科書
- 著者 :足立 武志
- 出版社 :ダイヤモンド社
- 発売日 :2015年6月25日
- ページ数 :276ページ
- 価格 :1,760円(税込)
この本では、チャート使った銘柄選びや売買タイミングの判断を、その名の通り教科書のように学ぶことができます。
というのも、他書と比べて基礎の理論と実践的な活用法がバランスよくまとまっているんですよね。
また、テクニカル分析の指標を使った具体的なトレード例が解説されているので、読んだことを現実の投資判断にすぐに使うことができる点も本書の良いポイントです。
この一冊で、
- ローソク足の基礎から発展的なチャートパターン
- ボリンジャーバンド、一目均衡表、MACDなど各指標の特徴と実践活用法
- 売買判断をする際のチャート読み取り方
- (応用)トレンドの把握方法
- (応用)トレンド転換点の見極め方
など、テクニカル分析の基礎から応用までを体系的に学ぶことができます!
- チャート分析の基本から応用まで体系的に学びたい方
- 現実の取引に即活かせる知識を求めている方
- 各指標の活用法を学んで、自分の投資スタイルを確立したい方
④株価チャート大全
- タイトル :買い時・売り時がひと目でわかる 株価チャート大全
- 監修 :戸松 信博
- 出版社 :池田書店
- 発売日 :2021年11月12日
- ページ数 :256ページ
- 価格 :1,650円(税込)
この本では、チャートとテクニカル指標の読み方・使い方を大量に学ぶことができます。
というのも、「大全」という名前がついているだけあって、他書と比べて紹介されているチャート事例が圧倒的に多いんですよね。
また、チャート判断において成功パターンだけでなく、失敗パターンまで紹介されているので、
よりリアルな相場感覚を養うことができ、実際の取引の判断の精度をアップできます。
さらに、イラストを使った解説が多いので、視覚的に理解しやすい点も魅力です。
この一冊で、
- チャートパターンの識別方法(基本〜応用)
- ローソク足のパターンの読み取り方
- 相場心理の捉え方、考え方
- テクニカル指標の使い分け方
- 実際の市場での売買判断のポイント(実例あり)
といった、テクニカル分析を使った売買タイミングの判断力を高める方法を網羅的に学ぶことができます!
- 実際の相場事例からテクニカル分析に学びたい方
- 売買の実用的な判断基準を身につけたい方
⑤マーケットのテクニカル分析
- タイトル :マーケットのテクニカル分析 – トレード手法と売買指標の完全総合ガイド
- 著者 :ジョン・J・マーフィー
- 監修 :長尾 慎太郎
- 翻訳 :田村 英基
- 出版社 :パンローリング株式会社
- 発売日 :2017年11月12日
- ページ数 :630ページ
- 価格 :6,380円(税込)
この本は、テクニカル分析の古典的名著として世界的に知られる書籍です。
株式だけではなく、為替や商品先物など幅広いマーケットに対応した理論と実践方法が解説されているのが特徴です。
前で紹介した『株価チャート大全』もかなりの量のテクニカル指標が解説されていますが、この本で紹介されている内容はそれを遥かに凌ぎます。(その分、価格も遥かに凌ぎます……)
また、他書ではあまり詳しく解説されない、テクニカル分析の背景にある投資家心理を深く理解できる点も本書の特徴ですね。
この本では、
- テクニカル分析で用いられる理論の基礎から応用(ダウ理論、エリオット波動理論など)
- テクニカル指標の高度な活用法(移動平均線、トレンドライン、フィボナッチリトレースメントなど)
- チャートパターンの識別方法
- チャートから心理的背景を読み取る方法
など、テクニカル分析で用いられる理論の解説から始まり、チャートの活用方法までしっかり深く学ぶことができます。
(書かれていることを全て挙げるととんでもない量になるので、特に重要な部分に絞りました……)
- 基本を習得していて、さらに深くテクニカル分析を学びたい方
- 投資理論や分析の歴史的背景まで理解したい方
- 他のマーケット(FXや先物)でも使える知識を身につけたい方
さいごに
以上、株のテクニカル分析のおすすめ書籍5選のご紹介でした!
テクニカル分析は、相場の流れを視覚的に理解し、感覚ではなく論理的な判断を行うための強力な武器になります。
今回紹介した5冊の書籍は、それぞれ特徴的で、読む人のレベルや目的に応じて学べる内容が異なります。
まずは自分にとって必要なスキルや知識を明確にして、それに合った一冊からスタートしましょう!
きっと、自分自身の判断で自信をもって投資できるようになる大きな一歩となるはずです。
それでは皆さん、良いブログライフを!